夢の島:ディズニーランド その3

連載にてお届けいたしました「ディズニーランド」最終回です。
レストランで席を移動したお二人。
それをじっと見ていたご夫婦は、
少しだけ生き返ったような顔でうつむきかげんに
首を横に振りました。
本当は、お二人とも涙で上を見ることができなかったのです。
少しして、料理が運ばれてきました。
3人分のお子様ランチです。
「お嬢様、お子様ランチですよ、ここに置きますね」
まるでそこに、沙希がいるように、その女性は振舞うのです。
「ゆっくり食べて、楽しんでいってね」
懸命に堪えていたお二人でしたが、涙が溢れ、
もう我慢できません。お二人で手を握り合い泣きました。
そして泣きながら、お子様ランチを食べ終えたお二人は、
「泣いていちゃ、いけない、今度は兄弟を連れてここに来よう」
と話し合いました。
帰り際、担当の女性スタッフにも
「今度は兄弟を連れてここに来ます」と告げました。
「楽しみにお待ちしております」と明るい笑顔で送りだしてくれました。
何だか彼女に「力」をもらったような気持ちになったのです。
この話をある方より聞いて涙が止まりませんでした。
そして、ディズニーランドって、人間ってすごいなぁと思ったのです。
このご夫婦を応対した女性スタッフは、
誰にも聞かず、自分の判断で、ご夫婦を力づけました。
夢の島ディズニーランドは、アトラクションだけではないのです。
人間がすごいのです。
マセラティ 西野でした。
2008.07.05 | Comments(2) | Trackback(0) | 総合

太字の文やっぱりディズニーランドってすごいですね
わたしもリーピーターのひとりなので、よくわかります
私も心の温かい人になれるように頑張ります
