夢の島:ディズニーランド その2

ディズニーランドへ向かったお二人。
パーク内に入っても、涙が止まりません。
でも、それを懸命に堪えてレストランへと向いました。
入り口では、笑顔の女性が出迎えてくれ、
カップル席に案内してくれました。
そして、注文をとりにきた女性に
「お子様ランチを2つお願いします」
と小さな声で言いました。
それを聞いた女性が、
「申し訳ございません、お子様ランチは、
9歳以下のお子様しかご注文いただけないのです」
とお二人に告げました。
その瞬間、お二人ともガックリと肩を落として、
何も言わなくなりました。
ただ事ではないと感じたスタッフの女性が、
「何かご事情がおありなのでしょうか?」と声をかけると、
ご主人が涙を浮かべて
「今日は娘の1周忌です。どこへも連れて行って
やれなかった娘の代わりに我々が、
お子様ランチを食べに来ました」
「でも・・・・・」
「お客様、失礼いたしました。
私、お客様をご案内する席を間違っておりました」
「さぁ、こちらへどうぞ」
案内された先は、4人がけの家族テーブル。
「申し訳ございません、すぐに席をご用意します」
と言って、イスの一つを子供用のイスに入れ替えたのでした。
そして、「お食事をすぐにご用意いたします、
他に何かご要望はございますか?」
とお二人に話しかけます。
(つづく)
2008.07.04 | Comments(1) | Trackback(0) | 総合


