数々のドラマ、そして感動があった北京オリンピックが閉幕しました。 でも、すぐ始まります。 それが、9月6日から開催の北京パラリンピック そこにむけて厳しい練習を続ける一人の日本人がいます。 その方は、岡 紀彦さん 。1964年3月26日生まれの44歳。岡山県出身。 身長は130cm。 岡さんは、先天性骨形成不全症という病気を抱えて生まれてきました。 この病気は、骨が弱く非常に骨折しやすい。 岡さんは、特に足が弱くて、1歳の時に初めて骨折してから 中学生までに30回ぐらい足を骨折したといいます。 小学校に入学時には、まだ歩けていたので教室の移動など 問題はなかったのに、体に障害があるという理由で入学を 断られ、養護学校にいくことに。 ご両親には、想像する以上に辛さがあったと気遣う岡さんは、 もっと辛かったに違いない。 何度も骨折して松葉づえをつき始め、 そして、8歳からは、車いすの生活に。 中学生になると、症状が落ち着いて、骨折も減ってきました。 そして、小学校から障害者の世界で暮らしていて、ずっと 思っていた「健常者には負けたくない」ということを 叶えるためには、自分の運動能力を考えても、 健常者と対等に戦いやすい卓球が向いていると 思うようになったといいます。 ところが、試合に出ても結果のことではなく、 「車いすの卓球は何か特別なルールがあるのか」 「卓球台が少し低いのか」と言ったことばかりを 質問されて、競技として見てもらえず、とても 悔しい思いをしたそうです。 そこで、「車いすの選手の中で日本一になってやろう。 日本一という肩書がつけば、周りの見方も少しは かわるのでは」と。そう思ったときから障害者卓球最高峰の 大会ジャパンカップの優勝が目標となりました。 岡さん、高校をでて、社会人になったころのことでした。 とはいえ、仕事に精いっぱいで卓球どころではない毎日。 練習は、週に1、2回、時間も1、2時間程度しかない。 でも、おもしろいことにメキメキと実力がついてきた。 限られた時間の中で、いかに効率的な練習ができるかを 考えたのが良かったようです。 試合に勝つには、十分な練習時間が必要だが、 その練習時間の何百倍もの練習をしていない時間の 使い方がとても重要だと気付いた。 そして、19歳の時、初めてジャパンカップに出場。 ベスト8まで進んだ。 ところが、若気の至りで「これはいける」と思ってしまった。 己を過信したことが原因で、その後4年間はベスト8の壁が どうしても破れない。 そうして迎えた5年目、「今回ベスト4以上いけなかったら 競技としての卓球はやめよう」と腹をくくって臨んだ。 しかし、試合の直前の練習で右肩を痛めた。 「一番大事な時にやっちゃった」と思った。 でも、それが良かった。 それまでの、勝っても負けても周囲から 「凄いな」と思われたいために打っていた 派手なスマッシュができなくなり、 打たれても、打たれても、地味に守る 以外なかった。 そしたら、優勝 困難から目を背けずに立ち向かっていけば、 道は開けることを、この時の経験を通して実感 したといいます。 それ以来、今年までにジャパンカップでは 21連勝。 身長130センチと大きなハンディがあるにもかかわらず、 能力を発揮する岡さんは「小さな巨人」と呼ばれている。 しかし、シドニー、アテネパラリンピックでは、ともにベスト16。 仕事をしながらの競技ではどうしても勝てない。 そして、2002年 両親の大反対があったものの、奥さまの「あなたの人生に 私は乗っからしてもらっている。そして楽しませてもらっている。 だから自分のやりたいことに没頭できるチャンスをいかしてほしい」 という言葉を聞き、障害者の卓球選手としては日本人初の プロとしての独立を果たす。 今回3度目の挑戦となる北京ではルール改正で試合中車いすから お尻を浮かせることが禁止となり、上背のない岡選手には大きな壁に。 それでも奥さんに支えられ、使っていたラケットの重さ、材質、車いすの高さ、 タイヤの質、座っているクッションカバーの布まで改善するといったことも。 そんないろいろな努力を奥様と繰り返しながら、ジャパンカップ21連勝の 岡さんが北京パラリンピックに臨みます。 岡さん、がんばってください。応援致します。【岡 紀彦さんの動画はこちら】 五体満足 感謝の毎日です。 マセラティ西野でした。
2008.09.04
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ランドローバーから、こんな発表がありました。2008年7月22日 英国 ゲイドン発 ランドローバーはこの度、英国政府省エネルギー信託機関との合同研究プロジェクトの一環として 「ディーゼル ERAD フルハイブリッドシステム」を搭載したプロトタイプモデルの、 実走行試験とその評価を開始しました。 クリーンで効率的なディーゼルエンジンの開発が進められる中で、 世界初となるディーゼルハイブリッド車両のプログラムのひとつと言えます。 このプロトタイプには、ランドローバー伝統の走破性を実現する、 ERAD(エレクトリック・リア・アクスル・ドライブ)や、CISG(クランク・インテグレーテッド・スタータ・ジェネレーター)、 そして次世代のバッテリーとして注目されているリチウムイオンバッテリーなど、先進の技術や機構を盛り込んでいます。 このユニットはモジュラータイプであり、未来のランドローバーの全モデルに使用できるように設計されました。 このプログラムはランドローバーが以前から取り組んでいる、 サステナビリティに配慮した幅広いエンジニアリング・プログラムのひとつです。 遠い未来までをも見据えたランドローバーのこうした先進技術は、 ランドローバーの独創的な試みのひとつにすぎません。 そうした独創的先進技術を、ランドローバーでは「e_テレイン・テクノロジー」と総称する事としました。 ランドローバーのエンジニアは、この分野では草分け的な存在として ディーゼルERADハイブリッド車両による一般公道上でのテストを開始しました。 ランドローバーならではの路面を選ばぬ卓越した走破性や、 CO2排出量の劇的な削減などを、このテストではチェックしています。 今回のプロトタイプはフリーランダー2のシャシーをベースにしていますが、 テクノロジーそのものは拡張性のあるモジュール式になっているので、 ランドローバー全モデルとの、そのパワートレインを共有することが可能です。 ディーゼルERADハイブリッドに加えて、ランドローバーでは次の10年後までに、 排出ガスをよりクリーンにしたり燃費を圧倒的に向上させるなど、 さまざまな先進技術を生産モデルに採用する予定です。 フリーランダー2のマニュアルミッションモデルに来年から標準装備する予定の ストップ・スタート(アイドリングストップ)機構も、ハイブリッドや軽量ボディ構造とともに、 「e_テレイン・テクノロジー」の一つです。 ランドローバーのマネージングディレクターである、フィル・ポッパムは、 今回の試みについて次のように述べています。 「今年の初めには、このERADという革新的な概念を、LRXコンセプトモデルとして登場させています。 そして、テスト車両が一般道を走り始めたいま、未来を見据えたクルマ作りは着々と進んでいるのです。 ディーゼルERADハイブリッドはランドローバーにとって重要な意味を持つことになります。 私達がエンジニアリング・コンセプトとして掲げてきたものがついに現実化し、 近い将来にはランドローバー車が誇る比類なき走破性に、 先進技術の集合体であるe_テレイン・テクノロジーが統合されるのです」 日本ではガソリンモデルのみの投入ですので、イメージが湧きにくいかもしれませんが、 世界で唯一の4WD専門メーカーとして、 ランドローバーは以前から、非常に地球環境には先進的な取り組みをしているメーカーなのです。 テレインレスポンスやトラクションコントロールなど、とかく走破性の事ばかり注目されますが、 タイヤの余分な空転を防ぐ=無駄なアクセルの踏み込みを抑える=排ガスの排出量削減にもつながる。 など、その技術の全てが地球環境に配慮されたもの といっても過言でない程のメーカーなんです。 ね、少し見方が変わりませんか?
2008.09.01
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